児童手当法と児童福祉法は別制度であり、児童手当の支給根拠は児童手当法である。|第110回医師国家試験E24

第110回医師国家試験 E24(2016年)

正答:d

問題

社会福祉に関する法律とその内容の組合せで誤っているのはどれか。

a.児童福祉法児童手当の支給

b.障害者福祉法身体障害者手帳の交付

c.生活保護法葬祭に必要な費用の支給

d.母子保健法小児慢性特定疾病の医療費助成

e.老人福祉法在宅福祉サービスの提供

正答の理由

公式正答はdで、小児慢性特定疾病医療費助成は児童福祉法に基づくため、母子保健法との組合せは誤りである。ただしaの児童手当の直接の根拠法は児童手当法であり、bの身体障害者手帳の根拠法の正式名称は身体障害者福祉法であるため、法律名と制度の直接根拠を厳密に問う読み方では選択肢a・bにも不正確さが残る。公式キーを示しつつ、この設問の表現上の留保を明記する。

各選択肢の検討

a.公式キー上は誤りに指定されていません。児童手当は子どもの福祉に関わる制度ですが、直接の根拠法は児童手当法です。「児童福祉法」を厳密な根拠法として読むと、この組合せにも不正確さがあります。

b.公式キー上は正しい組合せとして扱われています。身体障害者手帳の直接の根拠法の正式名称は身体障害者福祉法であり、原文の「障害者福祉法」は厳密な法律名ではありません。

c.正しい。生活保護法の葬祭扶助は、葬祭に必要な費用を扶助します。

d.誤り(公式正答)。小児慢性特定疾病の医療費助成は児童福祉法に基づく制度で、母子保健法との組合せは誤りです。

e.正しい。老人福祉法は老人居宅生活支援事業など、在宅福祉サービスに関する施策を定めています。

覚えるポイント

公式キーはd。小児慢性特定疾病の医療費助成は児童福祉法に基づく。なお本問はa・bの法律名/直接根拠にも厳密には不正確さがある。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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