第110回医師国家試験 E9(2016年)
正答:a
問題
司法解剖について誤っているのはどれか。
a.根拠法は死体解剖保存法である。
b.捜査上の鑑定のために行われる。
c.死因が明らかであっても行われる。
d.犯罪の可能性がある場合に行われる。
e.裁判所の許可(鑑定処分許可状)の下に行われる。
正答の理由
司法解剖は犯罪捜査上の鑑定として、刑事訴訟法に基づく鑑定処分許可状により行われる。死体解剖保存法を根拠とする行政解剖などとは制度が異なるためaが誤りである。
各選択肢の検討
a.正答。司法解剖の根拠は刑事訴訟法であり、死体解剖保存法ではありません。
b.正答以外。犯罪捜査上の鑑定として行います。
c.正答以外。犯罪性などを調べるため、死因が一見明らかでも実施されえます。
d.正答以外。犯罪が疑われる死体が対象となります。
e.正答以外。原則として鑑定処分許可状に基づき実施します。
覚えるポイント
司法解剖は刑事訴訟法上の鑑定として行われ、死体解剖保存法による解剖と区別される。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。