第110回医師国家試験 C7(2016年)
正答:d
問題
排尿障害の診断で、まず行うのはどれか。
a.遺伝子検査
b.神経伝導検査
c.膀胱内視鏡検査
d.腹部超音波検査
e.腹部エックス線撮影
正答の理由
排尿障害では病歴、身体所見、尿検査などに加えて、腹部超音波検査で膀胱の充満や排尿後残尿を評価できます。まず低侵襲で膀胱・上部尿路の状態を確認できる検査として適切です。
各選択肢の検討
a.誤り。遺伝子検査は一般的な初期評価ではありません。
b.誤り。神経伝導検査を最初に行う検査ではありません。
c.誤り。膀胱内視鏡は血尿など適応がある場合の精査で、まず一律に行う検査ではありません。
d.正しい。超音波で膀胱内尿量や残尿、尿路の状態を簡便に評価できます。
e.誤り。腹部単純X線は排尿障害全般の初期評価に適しません。
覚えるポイント
排尿障害の初期評価では、超音波による膀胱・残尿評価が役立つ。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第110回医師国家試験問題および正答
- 厚生労働省:第110回医師国家試験問題 C(問題冊子 p.1–5)
- 厚生労働省:第110回医師国家試験正答値表
- 厚生労働省:重篤副作用疾患別対応マニュアル「尿閉・排尿困難」
- 東京女子医科大学病院泌尿器科:排尿障害の検査(腹部超音波・残尿測定)
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。