第110回医師国家試験 B9(2016年)
正答:d
問題
病態と実施すべき生体機能検査の組合せで適切でないのはどれか。
a.失神 ― 心電図
b.尿閉 ― 残尿量測定
c.慢性腎臓病 ― eGFR
d.安静時振戦 ― 脳波
e.気管支喘息 ― ピークフローメトリー
正答の理由
安静時振戦ではパーキンソン病などの運動障害を診察し、必要に応じ画像検査等で鑑別します。脳波は主にてんかんなどの脳電気活動を評価する検査で、この組合せは適切ではありません。
各選択肢の検討
a.失神の不整脈評価に用います。
b.尿閉の評価に用います。
c.腎機能の評価に用います。
d.正しい。振戦評価に脳波は通常用いません。
e.喘息の気流変動の自己評価に用います。
覚えるポイント
検査は病態に対応させ、脳波は振戦の標準的検査ではない。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第110回医師国家試験問題および正答
- JCS/JHRS 2022 Guideline on Diagnosis and Risk Assessment of Arrhythmia
- 厚生労働省:第110回医師国家試験問題 B(問題冊子)
- 厚生労働省:第110回医師国家試験正答
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。