禁煙支援|第110回医師国家試験A51

第110回医師国家試験 A51(2016年)

正答:c

問題

22歳の男性。友人に勧められて禁煙外来を受診した。喫煙歴は20歳から毎日10 本程度。自分で禁煙を何度か試みたがうまくいかないという。現在、大学に通っており、既往歴に特記すべきことはない。

次に実施すべきなのはどれか。

a.もう一度禁煙を試みてうまくいかなければ再受診するよう指示する

b.喫煙歴が短いため禁煙外来の対象にならないと説明する

c.情報提供を行い禁煙の意思を確認する

d.禁煙外来を勧めた友人に連絡する

e.ニコチン補充療法を開始する

正答の理由

自力での禁煙に何度か失敗している患者には、直ちに薬物療法を押し付けるのではなく、まず禁煙に関する情報提供を行い、本人の禁煙意思や準備性を確認する。

各選択肢の検討

a.一律に再試行を指示するより、依存度や禁煙意思を確認して支援する。

b.喫煙歴の長さだけで禁煙外来の対象外とはならない。

c.正しい。情報提供を行い、本人の禁煙意思を確認する。

d.本人の同意なく友人へ連絡するのは不適切である。

e.薬物療法は禁煙意思や適応を確認したうえで選択する。

覚えるポイント

禁煙支援は本人の意思と準備性を確認し、段階に応じて介入する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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