第109回医師国家試験 H2(2015年)
正答:b
問題
日本、アメリカ、ドイツ及びフランスの比較で、日本について正しいのはどれか。
a.高齢化率が最も低い。
b.平均在院日数が最も長い。
c.人口千人当たりの医師数が最も多い。
d.人口千人当たりの病床数が最も少ない。
e.国内総生産〈GDP〉に対する国民医療費の割合が最も高い。
正答の理由
2015年版OECDの日本医療レビューでは、日本の平均在院日数は17.9日でOECD各国中最長とされた。高齢化率は4か国中最も低くなく、医師数は米独仏より少なく、病床数は多い。医療費対GDP比も日本が最も高いとはいえない。
各選択肢の検討
a.日本は比較対象の米独仏より高齢化が進んでおり、最も低くない。
b.正しい。OECDの2015年レビューは日本の平均在院日数を17.9日、各国中最長と報告した。
c.当時も人口当たり医師数は日本が米独仏を上回る状況ではない。
d.日本は人口当たり病床数が多い国で、最少ではない。
e.GDP比の国民医療費が4か国中最も高いという比較ではない。
覚えるポイント
日本の医療制度比較では、平均在院日数が長く、人口当たり病床数が多いことが特徴として問われる。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第109回医師国家試験問題および正答
- OECD Reviews of Health Care Quality: Japan 2015
- 厚生労働省:第109回医師国家試験問題 H
- 厚生労働省:第109回医師国家試験正答
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。