第109回医師国家試験 G40(2015年)
正答:a・b・c
問題
胎児への影響の観点から、妊婦に使用する抗菌薬として適切なのはどれか。3つ選べ。
a.セフェム系
b.ペニシリン系
c.マクロライド系
d.アミノグリコシド系
e.テトラサイクリン系
正答の理由
正しい。βラクタム系で、セフェム系は妊娠中の感染症治療で広く使用される。 正しい。ペニシリン系は妊娠中の使用経験が豊富で、一般に使用可能である。 正しい(試験の薬剤群として)。ただしマクロライド系は薬剤ごとに安全性が異なり、現行の処方では適応・妊娠週数・個別薬を確認する。
各選択肢の検討
a. セフェム系正しい。βラクタム系で、セフェム系は妊娠中の感染症治療で広く使用される。
b. ペニシリン系正しい。ペニシリン系は妊娠中の使用経験が豊富で、一般に使用可能である。
c. マクロライド系正しい。試験の薬剤群として選択する。ただしマクロライド系は薬剤ごとに安全性が異なり、現行の処方では適応・妊娠週数・個別薬を確認する。
d. アミノグリコシド系胎児聴器毒性などの懸念から、利益が危険を上回る場合を除き一般に避ける。
e. テトラサイクリン系胎児の歯・骨への影響が懸念され、妊娠中は通常避ける。
覚えるポイント
公式正答は当時の出題に従いA・B・C。セフェム・ペニシリンは妊娠中の使用経験が豊富だが、マクロライドは一括して安全とせず薬剤別に判断する。アミノグリコシド・テトラサイクリンは通常避ける。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第109回医師国家試験問題および正答
- 第109回医師国家試験問題(G問題)
- 第109回医師国家試験正答値表
- Antimicrobials in Pregnancy and Breastfeeding (Nottinghamshire Area Prescribing Committee)
- Chlamydial Infections — STI Treatment Guidelines (CDC)
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。