消化管疾患に対する内視鏡治療|第109回医師国家試験G28

第109回医師国家試験 G28(2015年)

正答:c

問題

28 疾患と内視鏡治療の組合せで正しいのはどれか。

a.小腸血管形成異常硬化療法

b.胃潰瘍露出血管粘膜切除術

c.大腸憩室出血クリッピング

d.大腸憩室炎局注療法

e.胃静脈瘤アルゴンプラズマ凝固

正答の理由

大腸憩室出血では出血点や露出血管を内視鏡クリップで機械的に止血できる。

各選択肢の検討

a.誤り。小腸血管形成異常の内視鏡治療にはアルゴンプラズマ凝固などの熱凝固が用いられ、硬化療法が標準ではない。

b.誤り。胃潰瘍の露出血管にはクリップ、熱凝固、局注などの止血術を行い、粘膜切除術は止血目的の標準治療ではない。

c.正しい。大腸憩室出血は出血血管や憩室口をクリップで閉鎖して止血する方法がある。

d.誤り。大腸憩室炎は炎症性疾患であり、病変への局注療法は標準的な内視鏡治療ではない。

e.誤り。胃静脈瘤には内視鏡的硬化療法や組織接着剤注入などを検討し、アルゴンプラズマ凝固は適切な治療法ではない。

覚えるポイント

出血性憩室の内視鏡的止血にはクリッピングが用いられる。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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