第109回医師国家試験 F8(2015年)
正答:e
問題
肋骨脊柱角の叩打痛の診察方法で正しいのはどれか。
a.手掌で叩く。
b.打腱器で叩く。
c.中指で手首のスナップを利かせて叩く。
d.両方の母指で強く押して素早く手を離す。
e.片方の手掌を当てその上から他方の拳で叩く。
正答の理由
肋骨脊柱角は第12肋骨と脊柱がつくる角で、片手の手掌を当て、その上から反対側の拳で軽く叩いて圧痛を確認します。手を直接強く叩きつける検査ではありません。
各選択肢の検討
a.誤り。手掌で直接叩くのではなく、手を当てて緩衝材とし、反対側の拳で叩きます。
b.誤り。打腱器を使う診察ではありません。
c.誤り。中指で手首のスナップを利かせる方法は腎部の叩打痛の標準的手技ではありません。
d.誤り。母指で前方から圧迫する手技ではありません。
e.正しい。一方の手掌を肋骨脊柱角に当て、その上を他方の拳で軽く叩きます。
覚えるポイント
肋骨脊柱角の叩打痛は、一方の手を当てて他方の拳で軽く叩いて調べる。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。