第109回医師国家試験 E42(2015年)
正答:C
問題
生後2か月の乳児。ワクチン接種の相談のため母親に連れられて来院した。成長と発達とに異常を認めない。母親の話では、近隣の市から引っ越してきたばかりで、これまで予防接種を受けたことがない。
まず受けるように勧める予防接種の対象疾患はどれか。
a.水痘
b.日本脳炎
c.Hib感染症
d.麻疹と風疹
e.流行性耳下腺炎
正答の理由
生後2か月で未接種の児には、乳児期早期から開始する定期接種を速やかに始める。選択肢ではHib感染症に対するワクチンが生後2か月からの接種対象である。水痘、日本脳炎、麻疹・風疹、おたふくかぜの接種開始は通常これより後である。
各選択肢の検討
a.水痘:誤り。定期接種の開始は生後12か月以降である。
b.日本脳炎:誤り。標準的な接種開始は3歳である。
c.Hib感染症:正しい。Hibワクチンは生後2か月から初回接種を開始する。
d.麻疹と風疹:誤り。MRワクチンの定期接種は1歳以降に開始する。
e.流行性耳下腺炎:誤り。通常、生後2か月で開始する定期接種ではない。
覚えるポイント
Hibワクチンの初回接種は生後2か月から開始する。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。