間接ビリルビン優位の黄疸|第109回医師国家試験E35

第109回医師国家試験 E35(2015年)

正答:BD

問題

間接ビリルビン優位の黄疸を呈するのはどれか。2つ選べ。

a.総胆管結石

b.溶血性貧血

c.Rotor症候群

d.Gilbert症候群

e.Dubin-Johnson症候群

正答の理由

間接ビリルビン優位となるのは、ビリルビン産生過剰または抱合低下による。溶血性貧血では赤血球破壊で非抱合型ビリルビンが増え、Gilbert症候群では肝での抱合が低下する。Rotor症候群とDubin-Johnson症候群は主に抱合型ビリルビン上昇を来し、総胆管結石も胆汁うっ滞により直接ビリルビン優位となる。

各選択肢の検討

a.総胆管結石:誤り。胆道閉塞では抱合後のビリルビン排泄が障害され、直接ビリルビン優位となる。

b.溶血性貧血:正しい。赤血球破壊によるビリルビン産生増加で、非抱合型(間接)ビリルビンが増える。

c.Rotor症候群:誤り。肝細胞への抱合型ビリルビン取り込み・再取り込みの障害で、抱合型優位となる。

d.Gilbert症候群:正しい。UGT1A1活性低下による抱合障害で、軽度の非抱合型高ビリルビン血症を来す。

e.Dubin-Johnson症候群:誤り。抱合型ビリルビンの胆汁中排泄障害により、抱合型優位となる。

覚えるポイント

間接ビリルビン優位は産生過剰(溶血)か抱合低下(Gilbert症候群)で考える。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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