第109回医師国家試験 E11(2015年)
正答:b
問題
副腎皮質ステロイドの外用が適応となる脱毛症はどれか。
a.抜毛症
b.円形脱毛症
c.Celsus禿瘡
d.男性型脱毛症
e.梅毒性脱毛症
正答の理由
正答はbです。円形脱毛症は自己免疫性機序が関与し、限局型では外用ステロイドが治療選択肢となります。
各選択肢の検討
a.誤り。抜毛症は反復して毛を抜く行動による脱毛で、外用ステロイドは原因治療になりません。
b.正しい。円形脱毛症では炎症・免疫反応を抑える目的で外用ステロイドが用いられることがあります。
c.誤り。Celsus禿瘡は頭部白癬の炎症型で、抗真菌薬による治療が必要です。
d.誤り。男性型脱毛症は男性ホルモン関連の毛包変化が主で、外用ステロイドの適応ではありません。
e.誤り。梅毒性脱毛症では梅毒に対する抗菌薬治療を行います。
覚えるポイント
円形脱毛症への外用ステロイド。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第109回医師国家試験問題および正答
- 第109回医師国家試験問題(E問題)
- 第109回医師国家試験正答値表
- Hair loss types: Alopecia areata diagnosis and treatment
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。