臨床試験参加における同意撤回の自由|第109回医師国家試験C2

第109回医師国家試験 C2(2015年)

正答:c

問題

新たな治療法の臨床試験への参加を打診する場合の医師の発言として適切でないのはどれか。

a.「ご家族と相談されても結構です」

b.「参加されるかされないかは自由意思です」

c.「参加後は途中でやめることはできません」

d.「十分理解し、納得されてから参加してください」

e.「参加されなくても不利益が生じることはありません」

正答の理由

臨床試験への参加は自由意思に基づく同意が必要で、参加後もいつでも撤回できます。したがって「参加後は途中でやめることはできません」という説明は不適切です。十分な説明を受けて本人が判断できること、不参加や撤回による不利益がないことも説明します。

各選択肢の検討

a.家族と相談する時間を持つことは本人の意思決定を支える対応です。

b.参加するかどうかは本人の自由意思で決めます。

c.正しい。参加後でも本人は同意を撤回できるため、撤回できないと説明するのは誤りです。

d.十分な説明を受け、内容を理解したうえで同意することが必要です。

e.研究に参加しないことを理由に診療上の不利益を与えてはいけません。

覚えるポイント

研究参加は自由意思による同意で、参加後も不利益なく撤回できる。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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