第109回医師国家試験 B38(2015年)
正答:a・c・d
問題
閉塞性ショックをきたすのはどれか。 3 つ選べ。
a.肺塞栓症
b.消化管出血
c.緊張性気胸
d.心タンポナーデ
e.アナフィラキシー
正答の理由
肺塞栓症、緊張性気胸、心タンポナーデはいずれも血流や静脈還流を機械的に妨げ、閉塞性ショックを起こします。
各選択肢の検討
a.肺塞栓症:肺塞栓症は肺動脈を閉塞して右室流出を妨げ、閉塞性ショックを起こします。
b.消化管出血:消化管出血は循環血液量の減少による出血性(低容量性)ショックです。
c.緊張性気胸:緊張性気胸は胸腔内圧上昇で静脈還流を妨げるため、閉塞性ショックを起こします。
d.心タンポナーデ:心タンポナーデは心臓の拡張と静脈還流を妨げ、閉塞性ショックを起こします。
e.アナフィラキシー:アナフィラキシーは血管拡張・血管透過性亢進による分布異常性ショックです。
覚えるポイント
肺塞栓・緊張性気胸・心タンポナーデは閉塞性ショックの原因です。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。