新生児期に死亡率の高い先天疾患|第109回医師国家試験B21

第109回医師国家試験 B21(2015年)

正答:c

問題

新生児期に死亡率が最も高い先天性疾患はどれか。

a.口蓋裂

b.頸部リンパ管腫

c.臍帯ヘルニア

d.尿道下裂

e.鎖肛

正答の理由

臍帯ヘルニアは腹壁欠損から腹腔内臓器が臍帯基部の嚢内へ脱出し、合併奇形や肺低形成を伴うことがあり、新生児期の死亡リスクが高い選択肢です。

各選択肢の検討

a.口蓋裂:口蓋裂は哺乳や構音に影響するが、新生児期に最も高い死亡率を示す疾患ではありません。

b.頸部リンパ管腫:頸部リンパ管腫は気道圧迫などを起こし得ますが、設問の候補中で一般に新生児死亡率が最も高い疾患ではありません。

c.臍帯ヘルニア:臍帯ヘルニアは腹壁欠損から腹腔内臓器が臍帯基部の嚢内へ脱出し、合併奇形や肺低形成を伴うことがあり、新生児期の死亡リスクが高い選択肢です。

d.尿道下裂:尿道下裂は外尿道口の位置異常で、通常は新生児期の生命予後を最も左右する疾患ではありません。

e.鎖肛:鎖肛は排便路の閉鎖・欠損で早期治療が必要ですが、単独ではこの選択肢中で最も高い新生児死亡率とはなりません。

覚えるポイント

臍帯ヘルニアは合併奇形や肺低形成を伴い、新生児期の予後に影響します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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