日齢10では白血球とクレアチニンが出生時より低い(いずれか一つ)|第109回医師国家試験B13

第109回医師国家試験 B13(2015年)

正答:bまたはe(いずれか1つ)

問題

13 日齢 10 の新生児で日齢 0 の新生児より低値を示すのはどれか。

a.AST

b.白血球

c.血小板

d.総ビリルビン

e.血中クレアチニン

正答の理由

出生時には母体由来成分の影響も受けて高めの血清クレアチニンが、出生後に腎機能の移行とともに低下します。白血球数も出生直後に上昇した後、出生後に低下します。したがって公式正答はbまたはeのいずれか一つです。総ビリルビンは生理的黄疸で出生後数日かけて上昇するため、日齢10が日齢0より低いとはいえません。

各選択肢の検討

a.ASTは新生児期に成人より高いことがあり、一般的な日齢変化として低下を選ぶ根拠はありません。

b.許容正答の一つ。出生直後に増加した白血球・好中球はその後低下し、日齢10では出生時より低値となります。

c.血小板数は通常出生後に大きく低下する指標ではなく、正答としては採点されていません。

d.総ビリルビンは出生後に増加して生理的黄疸のピークを迎えるので、低値とはなりません。

e.許容正答の一つ。出生時血清クレアチニンは母体の値を反映し、その後新生児自身の腎機能成熟と排泄に伴い低下します。

覚えるポイント

公式正答表ではbとeが別列に記載され、どちらか一つの選択が認められています。二つ同時の選択ではありません。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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