脊髄髄膜瘤の早期閉鎖|第109回医師国家試験A48

第109回医師国家試験 A48(2015年)

正答:a

問題

出生直後の新生児。在胎 37 週、2,720 g で出生した。Apgar スコアは 8 点 ( 1 分)、 10 点 ( 5 分)。出生前の胎児超音波検査で水頭症を指摘された。腰仙部の写真(別冊 No. 25)を別に示す。 この病変の手術時期として適切なのはどれか。

a.生後 0 〜 2 日

b.生後 1 〜 2 週

c.生後 3 〜 6 か月

d.1〜2歳

e.5〜6歳

腰仙部写真
腰仙部写真 / 出典:厚生労働省・第109回A別冊(原本の該当ページ)

正答の理由

写真は神経組織が露出した脊髄髄膜瘤を示す。出生後は露出組織を保護し、全身状態が許せば生後48時間以内を目安に閉鎖する。水頭症は併せて評価する。

各選択肢の検討

a.正しい。開放性脊髄髄膜瘤では露出神経組織の保護と感染リスク管理のため、出生後早期に閉鎖する。

b.誤り。1〜2週待つ間に髄膜瘤が乾燥・損傷し感染の危険が増す。

c.誤り。数か月の延期は開放病変の感染予防と神経保護に反する。

d.誤り。1〜2歳まで待つことはできない。

e.誤り。学童期まで手術を延期する選択肢ではない。

覚えるポイント

写真は開放性の脊髄髄膜瘤を示し、水頭症もある。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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