胎児超音波の腹水所見|第109回医師国家試験A22

第109回医師国家試験 A22(2015年)

正答:c

問題

22 28 歳の女性。妊娠 18 週の妊婦健康診査のため受診した。胎児超音波像(別冊 No. 5)を別に示す。

胎児に認められる所見はどれか。

a.水頭症

b.肺低形成

c.腹水貯留

d.消化管拡張

e.臍帯ヘルニア別冊 No. 5

胎児超音波像
別冊No.5 / 出典:厚生労働省・第109回A別冊(原本の該当ページ)

正答の理由

別冊No.5では胎児腹腔内に液体貯留を認め、胎児腹水に合致します。提示画像から水頭症、肺低形成、消化管拡張、臍帯ヘルニアを示す所見は選べません。

画像の見方

胎児超音波像。原本別冊の該当図版を目視確認した。

各選択肢の検討

a.水頭症:誤り。頭蓋内の脳室拡大を示す設問画像ではありません。

b.肺低形成:誤り。肺の大きさや胸腔内所見を判定する画像ではなく、腹腔内の液体貯留が示されています。

c.腹水貯留:正しい。胎児腹腔内に液体が貯留している所見です。

d.消化管拡張:誤り。拡張した腸管ループではなく、腹腔内液体が主所見です。

e.臍帯ヘルニア:誤り。臍帯付着部から腹腔内容が膜に覆われて突出する腹壁欠損は示されていません。

覚えるポイント

胎児腹水は超音波で腹腔内の液体貯留として確認する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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