マダニが媒介する感染症|第109回医師国家試験A13

第109回医師国家試験 A13(2015年)

正答:d

問題

動物の写真(別冊No.3)を別に示す。正しいのはどれか。

a.性行為で感染する。

b.毛包内に寄生する。

c.施設内で集団発生する。

d.ウイルス性疾患を媒介する。

e.咬まれていたら叩いてつぶす。

1 mmスケールを伴う吸血したマダニの写真です。
別冊No.3:マダニの写真 / 出典:厚生労働省・第109回A別冊(原本の該当ページ)

正答の理由

写真は吸血したマダニです。マダニはSFTSウイルスやリケッチアなどを媒介することがあり、咬着時に無理に潰すと病原体を含む体液に曝露したり口器が残ったりするため、適切な除去と受診が必要です。

画像の見方

1 mmスケールを伴う吸血したマダニの写真です。

各選択肢の検討

a.誤り。マダニは性行為で感染する生物ではありません。

b.誤り。マダニは皮膚表面に咬着して吸血し、毛包内に寄生するダニではありません。

c.誤り。施設内集団発生を特徴とするのは疥癬などで、写真のマダニとは異なります。

d.正しい。マダニはSFTSなどのウイルス感染症を媒介します。

e.誤り。咬着したマダニは潰さず、皮膚科等で安全に除去してもらうよう勧めます。

覚えるポイント

写真は吸血したマダニです。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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