肥厚性幽門狭窄症の臨床像|第109回医師国家試験A9

第109回医師国家試験 A9(2015年)

正答:d

問題

肥厚性幽門狭窄症で正しいのはどれか。

a.女児に多い

b.胆汁性嘔吐

c.哺乳力の不良

d.胃蠕動の亢進

e.生後7日以内の発症

正答の理由

肥厚した幽門筋による胃出口の狭窄で、授乳後の非胆汁性噴水状嘔吐と、胃の蠕動が強く見えることが典型です。多くは生後数週に発症し、男児に多い疾患です。

各選択肢の検討

a.誤り。男児に多く、女児優位ではありません。

b.誤り。狭窄部は十二指腸乳頭より口側なので嘔吐は通常非胆汁性です。

c.誤り。患児は嘔吐後も空腹で哺乳欲が保たれることが典型で、哺乳力不良が主徴ではありません。

d.正しい。胃内容を排出しようとする蠕動亢進が腹壁越しに観察されることがあります。

e.誤り。典型的発症時期は生後数週で、生後7日以内とは限りません。

覚えるポイント

肥厚した幽門筋による胃出口の狭窄で、授乳後の非胆汁性噴水状嘔吐と、胃の蠕動が強く見えることが典型です。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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