内ヘルニアの分類|第109回医師国家試験A8

第109回医師国家試験 A8(2015年)

正答:d

問題

内ヘルニアはどれか。

a.大腿ヘルニア

b.内鼠径ヘルニア

c.閉鎖孔ヘルニア

d.網囊孔ヘルニア

e.腹壁瘢痕ヘルニア

正答の理由

網囊孔ヘルニアは腹腔内臓器が網囊孔を通って小網嚢内へ入り込む内ヘルニアです。大腿・鼠径・閉鎖孔・腹壁瘢痕ヘルニアは腹壁や骨盤壁の弱点を通じた外ヘルニアです。

各選択肢の検討

a.誤り。大腿ヘルニアは大腿輪を通って腹壁外へ脱出する外ヘルニアです。

b.誤り。内鼠径ヘルニアはHesselbach三角から腹壁外へ出る鼠径ヘルニアです。

c.誤り。閉鎖孔ヘルニアは閉鎖孔を通じて骨盤外へ脱出する外ヘルニアです。

d.正しい。網囊孔を介して腹腔内の別区画へ入り込むため内ヘルニアです。

e.誤り。腹壁瘢痕ヘルニアは手術創部の腹壁を通じて外へ脱出します。

覚えるポイント

網囊孔ヘルニアは腹腔内臓器が網囊孔を通って小網嚢内へ入り込む内ヘルニアです。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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