禁煙外来初診時の禁煙意思評価|第108回医師国家試験I29

第108回医師国家試験 I29(2014年)

正答:d

問題

29 禁煙外来における初診時の対応として**適切でない**のはどれか。

a.禁煙の意思を確認する。

b.身体症状の有無を聴取する。

c.現在までの喫煙歴を聴取する。

d.目標とする喫煙本数を話し合う。

e.問診票によりニコチン依存の程度を診断する。

正答の理由

禁煙外来の目標は喫煙本数を減らすことではなく禁煙です。初診では禁煙意思、喫煙歴、離脱症状や身体症状、ニコチン依存度などを評価し、禁煙計画を立てます。

各選択肢の検討

a.誤り。禁煙意思や禁煙への準備性を確認し、本人の状況に応じた支援につなげます。

b.誤り。離脱症状などの身体症状を把握し、必要な支援や治療を検討します。

c.誤り。喫煙開始時期・本数・禁煙経験などの喫煙歴は依存度や治療計画の評価に必要です。

d.正しい。治療目標は禁煙であり、目標喫煙本数を設定して減煙を続けることを初診対応の中心にはしません。禁煙意思を確認し、禁煙開始日や具体的な禁煙計画を相談します。

e.誤り。問診票などを用いたニコチン依存度の評価は、禁煙治療計画を立てる際に行います。

覚えるポイント

禁煙外来は喫煙本数の目標設定ではなく、禁煙意思と依存度を評価して禁煙計画を作る場です。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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