Patrick手技による股関節・仙腸関節の評価|第108回医師国家試験I26

第108回医師国家試験 I26(2014年)

正答:b

問題

26 疼痛誘発手技(別冊 No. 8)を別に示す。

診断する病変部位はどれか。

a.腰椎

b.股関節

c.膝関節

d.足関節

e.恥骨結合

患者の足関節を反対側の膝の前に載せ、検者が膝を下方へ押すPatrick(FABER)手技。矢印は力の方向。
別冊No.8 / 出典:厚生労働省・第108回I別冊(原本の該当ページ)

正答の理由

図は足を反対側の膝に載せ、膝を下方へ押すPatrick(FABER)手技です。股関節および仙腸関節に負荷をかけ、誘発痛の部位から障害部位を評価します。

各選択肢の検討

a.誤り。腰椎神経根の評価には下肢伸展挙上試験などを用い、この図のPatrick手技とは異なります。

b.正しい。股関節を屈曲・外転・外旋させて膝を下方へ押すPatrick手技で、股関節または仙腸関節に負荷をかけます。選択肢では股関節が該当します。

c.誤り。膝関節の靱帯や半月板を評価する手技ではありません。

d.誤り。足関節の靱帯・可動域を評価する手技ではありません。

e.誤り。恥骨結合を直接評価する手技ではありません。

覚えるポイント

Patrick(FABER)手技は股関節と仙腸関節に負荷をかけ、疼痛部位を確認する検査です。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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