第108回医師国家試験 I2(2014年)
正答:e
問題
2 むずむず脚症候群について正しいのはどれか。
a.レム〈REM〉睡眠と関係が深い。
b.ドパミン遮断薬が有効である。
c.加齢とともに患者数は減少する。
d.脚の異常感覚は運動によって改善しない。
e.足関節などの不随意運動が入眠後にみられる。
正答の理由
むずむず脚症候群では、安静時に脚を動かしたい衝動や不快感が生じ、運動で軽くなります。眠った後には周期性四肢運動がみられることがあり、入眠後の足関節などの反復運動が正しい記述です。
各選択肢の検討
a.誤り。症状は夕方から夜に強く、睡眠開始を妨げますが、REM睡眠そのものとの関連が特徴ではありません。
b.誤り。ドパミン遮断作用のある薬剤は症状を誘発または悪化させ得ます。
c.誤り。有病率や重症度は加齢に伴い増加する傾向があります。
d.誤り。脚を動かすと異常感覚や動かしたい衝動が一時的に軽快します。
e.正しい。睡眠中の周期性四肢運動はむずむず脚症候群にしばしば併存し、足関節などの反復運動として観察されます。
覚えるポイント
安静で悪化し、運動で軽快する脚の不快感と、睡眠中の周期性四肢運動が特徴です。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第108回医師国家試験問題および正答
- Restless Legs Syndrome | NIH
- Treatment of restless legs syndrome and periodic limb movement disorder: an American Academy of Sleep Medicine clinical practice guideline
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。