偽膜性腸炎の治療薬|第108回医師国家試験G35

第108回医師国家試験 G35(2014年)

正答:b・e

問題

偽膜性腸炎の治療薬はどれか。2つ選べ。

a.セフメタゾール

b.バンコマイシン

c.ミノサイクリン

d.クリンダマイシン

e.メトロニダゾール

正答の理由

正答はb、eです。2014年の公式正答はこの2剤です。バンコマイシンは腸管内で作用する治療薬で、当時はメトロニダゾールも軽症例の選択肢でした。現在はフィダキソマイシンまたはバンコマイシンが優先され、メトロニダゾールはそれらを使用できない場合の限定的な代替薬です。

各選択肢の検討

a.誤り。セフメタゾールは偽膜性腸炎の原因となり得る抗菌薬で、治療薬ではありません。

b.正しい。経口バンコマイシンは腸管内のC. difficile感染を治療します。

c.誤り。ミノサイクリンは標準的な偽膜性腸炎治療薬ではありません。

d.誤り。クリンダマイシンは偽膜性腸炎を誘発し得る抗菌薬です。

e.正しい(当時の公式正答)。メトロニダゾールは2014年当時の治療選択肢でしたが、現行指針では第一選択ではありません。

覚えるポイント

偽膜性腸炎では原因薬剤の中止を検討し、C. difficile感染に対する治療を行う。2014年の正答と現行の薬剤選択を区別する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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