環境汚染物質と健康影響|第108回医師国家試験G31

第108回医師国家試験 G31(2014年)

正答:b・d

問題

31 環境問題とその原因物質の組合せで正しいのはどれか。 2 つ選べ。

a.酸性雨 ― 六価クロム

b.生物濃縮 ― メチル水銀

c.大気汚染 ― パラコート

d.飲料水汚染 ― ヒ素

e.オゾン層破壊 ― トルエン

正答の理由

正答はb、dです。メチル水銀は食物連鎖を通じて魚介類などに生物濃縮し、無機ヒ素は地下水などの飲料水汚染を起こします。酸性雨は主に硫黄酸化物・窒素酸化物、オゾン層破壊はフロン類などのオゾン層破壊物質が原因です。

各選択肢の検討

a.誤り。酸性雨の主因は硫黄酸化物や窒素酸化物であり、六価クロムは酸性雨の原因物質ではありません。

b.正しい。メチル水銀は魚介類の食物連鎖で生物濃縮します。

c.誤り。パラコートは除草剤であり、大気汚染の代表的原因物質ではありません。

d.正しい。地下水に含まれる無機ヒ素は飲料水汚染の原因となり、健康被害を起こします。

e.誤り。成層圏オゾン層を破壊するのはCFCなど塩素・臭素を含む化合物で、トルエンは該当しません。

覚えるポイント

メチル水銀は生物濃縮し、ヒ素は地下水・飲料水汚染を起こす。オゾン層破壊の原因は主にCFCなどである。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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