羊水検査による胎児溶血性疾患の評価|第108回医師国家試験G17

第108回医師国家試験 G17(2014年)

正答:c

問題

羊水検査で診断できるのはどれか。

a.胎児小頭症

b.胎児発育不全

c.胎児溶血性疾患

d.先天性食道閉鎖症

e.先天性横隔膜ヘルニア

正答の理由

正答はcです。羊水中のビリルビン濃度を測定する方法は、母児間血液型不適合による胎児溶血・貧血の重症度評価に用いられてきました。これは従来法であり、現在は胎児中大脳動脈血流のドプラ評価が標準的な非侵襲的監視法です。

各選択肢の検討

a.誤り。小頭症の形態診断は超音波やMRIなどの画像評価で行い、羊水検査単独で診断するものではありません。

b.誤り。胎児発育不全は主に超音波で胎児計測・発育経過を評価します。

c.正しい。羊水中のビリルビン測定で、胎児溶血性疾患の重症度を評価してきました。現在は中大脳動脈ドプラが標準的です。

d.誤り。食道閉鎖症は主に胎児超音波などで形態を評価します。

e.誤り。横隔膜ヘルニアは超音波や胎児MRIなどの画像で評価します。

覚えるポイント

羊水中ビリルビン測定は胎児溶血性疾患の重症度評価に使われてきたが、現在の監視は主に中大脳動脈ドプラで行う。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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