表皮細胞間の接着装置|第108回医師国家試験G8

第108回医師国家試験 G8(2014年)

正答:d

問題

表皮細胞間接着に関与するのはどれか。

a.アミロイド

b.ケラチン

c.セラミド

d.デスモゾーム

e.ヘミデスモゾーム

正答の理由

正答はdです。デスモゾームは隣り合う表皮細胞を結び付け、細胞内のケラチン中間径フィラメントを介して機械的強度を保ちます。ヘミデスモゾームは細胞同士ではなく、基底細胞を基底膜へ固定します。

各選択肢の検討

a.誤り。アミロイドは組織に沈着する蛋白で、表皮細胞間の接着装置ではありません。

b.誤り。ケラチンは細胞骨格をつくる中間径フィラメントで、隣接細胞を直接つなぐ接着装置ではありません。

c.誤り。セラミドは角層細胞間脂質の主要成分で、表皮細胞同士を結ぶ構造ではありません。

d.正しい。デスモゾームは隣接するケラチノサイト間を接着します。

e.誤り。ヘミデスモゾームは基底細胞と基底膜を結び付けます。

覚えるポイント

デスモゾームは隣接細胞間、ヘミデスモゾームは基底細胞と基底膜の間を接着する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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