肥満者への安全な運動指導|第108回医師国家試験G6

第108回医師国家試験 G6(2014年)

正答:a

問題

会社の健康診断で軽度の肥満を指摘された男性会社員に対する運動指導として適切なのはどれか。

a.「十分なウォームアップをしましょう」

b.「肥満が軽度なので運動は必要ないでしょう」

c.「運動時の脈拍が80/分を超えないようにしてください」

d.「運動時に気分が悪くなっても休憩しないで継続してください」

e.「家事など日常生活活動は肥満の改善にそれほど重要ではありません」

正答の理由

正答はaです。運動開始前のウォームアップは、急に負荷をかけずに体を運動へ慣らす基本的な安全策です。運動強度は一律の脈拍数で制限するものではなく、体力や疾患、体調に応じて調整し、気分不良があれば中止・休憩します。

各選択肢の検討

a.正しい。十分な準備運動を行ってから主運動に入るよう勧めます。

b.誤り。軽度の肥満でも、体調に合わせた身体活動は体重管理や健康維持に有用です。

c.誤り。80/分という一律の上限はなく、年齢・体力・病状に応じて強度を設定します。

d.誤り。気分不良時は運動を中断して安全を確保すべきです。

e.誤り。家事や通勤などの日常生活活動も身体活動に含まれ、活動量の確保に役立ちます。

覚えるポイント

運動はウォームアップから始め、体調に合わせて強度を調整し、気分不良時は中断する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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