臨床機能評価指標の分類|第108回医師国家試験F13

第108回医師国家試験 F13(2014年)

正答:b

問題

病院の質を測定する臨床機能評価指標〈クリニカルインディケーター〉は、①ストラクチャー(病院が有する基盤)、②プロセス(提供される医療の内容)、③アウトカム(提供された医療の成果)に分類される。

アウトカムに該当する指標はどれか。

a.専門医数

b.患者満足度

c.年間総手術件数

d.服薬指導実施率

e.最寄駅からの距離

正答の理由

アウトカムは医療サービスや介入が患者の健康状態・経験にもたらした結果を示す。患者満足度は提供された医療に対する患者の評価であり、アウトカム指標に分類される。

各選択肢の検討

a.誤り。専門医数は医療提供体制の人員・能力を示すストラクチャー指標である。

b.正しい。患者満足度は医療の提供を受けた患者側に生じた結果・経験であり、アウトカム指標である。

c.誤り。年間総手術件数は施設が担う手術の規模・経験を示し、構造指標として扱われる。実施した手術の件数だけでは患者の治療結果を示さない。

d.誤り。服薬指導実施率は提供した医療行為の実施状況を示すプロセス指標である。

e.誤り。最寄駅からの距離は医療機関の立地・環境というストラクチャー上の特性である。

覚えるポイント

ストラクチャーは資源や体制、プロセスは提供行為、アウトカムは患者に生じた結果を指す。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第108回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました