喫煙とCOPD|第108回医師国家試験F11

第108回医師国家試験 F11(2014年)

正答:d

問題

喫煙が発症のリスクファクターとなるのはどれか。

a.過敏性肺炎

b.肺胞蛋白症

c.サルコイドーシス

d.慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉

e.肺リンパ脈管筋腫症〈LAM〉

正答の理由

喫煙はCOPDの主要な原因・危険因子であり、肺胞と気道に慢性的な障害をもたらす。他の選択肢は喫煙を代表的な発症リスクとする疾患ではない。

各選択肢の検討

a.誤り。過敏性肺炎は抗原の反復吸入による免疫学的肺疾患であり、喫煙が主な発症リスクではない。

b.誤り。肺胞蛋白症は肺胞内にサーファクタント由来物質が蓄積する病態で、喫煙は代表的な原因ではない。

c.誤り。サルコイドーシスは原因不明の肉芽腫性疾患で、喫煙を発症リスクとはしない。

d.正しい。喫煙はCOPDの最大の危険因子で、肺気腫や慢性気道炎症の進行に関与する。

e.誤り。LAMは主に女性に発症する稀な嚢胞性肺疾患で、喫煙が代表的危険因子ではない。

覚えるポイント

COPDでは喫煙歴と受動喫煙を含む煙曝露を確認する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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