大球性貧血の原因|第108回医師国家試験E33

第108回医師国家試験 E33(2014年)

正答:c・d

問題

33 大球性貧血をきたすのはどれか。2つ選べ。

a.慢性腎不全

b.心臓弁膜症術後

c.骨髄異形成症候群

d.長期アルコール多飲

e.ヒトパルボウイルスB19感染

正答の理由

大球性貧血の原因には骨髄異形成症候群と長期の多量飲酒がある。

各選択肢の検討

a.誤り。慢性腎不全に伴う腎性貧血は通常、正球性正色素性です。

b.誤り。心臓弁膜症術後に溶血があれば網赤血球増加によりMCVが上がることはありますが、術後そのものは大球性貧血の代表原因ではありません。

c.正しい。骨髄異形成症候群では無効造血や赤芽球系の異形成により大球性貧血を呈することがあります。

d.正しい。長期の多量飲酒は葉酸欠乏や骨髄への直接作用などを介して大球性変化を生じ、貧血をきたすことがあります。

e.誤り。ヒトパルボウイルスB19は赤芽球前駆細胞に感染し、赤血球産生を抑制して網赤血球減少や無形成発作を起こしますが、典型的な大球性貧血の原因ではありません。

覚えるポイント

大球性貧血の原因には骨髄異形成症候群と長期の多量飲酒がある。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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