第108回医師国家試験 E8(2014年)
正答:e
問題
産業医について正しいのはどれか。
a.処方箋の発行はできない。
b.労働基準法に定められている。
c.選任後は地域の保健所に届け出る。
d.週1回は職場巡視をする義務がある。
e.労働者50人以上の事業所では選任が義務付けられている。
正答の理由
常時50人以上の労働者を使用する事業場では、産業医を選任します。選任要件は労働安全衛生法に定められ、所轄労働基準監督署長へ報告します。巡視は原則として少なくとも月1回です。
各選択肢の検討
a.誤り。産業医は医師であり、医師として診療する立場では処方箋を発行できます。ただし、産業医の職務は職場の健康管理に関する助言・指導です。
b.誤り。産業医の選任は労働安全衛生法に定められています。
c.誤り。選任報告の提出先は地域の保健所ではなく、所轄の労働基準監督署長です。
d.誤り。巡視は原則少なくとも月1回であり、週1回ではありません。
e.正しい。常時50人以上の労働者を使用する事業場では産業医の選任が義務です。
覚えるポイント
常時50人以上の事業場では産業医を選任し、原則月1回以上巡視する。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第108回医師国家試験問題および正答
- 第108回医師国家試験 E問題
- 第108回医師国家試験 正答値表
- 労働安全衛生規則(産業医の定期巡視・選任)
- 安全管理者・衛生管理者・産業医等の選任報告
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。