第108回医師国家試験 C11(2014年)
正答:d
問題
糖尿病との関連が少ない疾患はどれか。
a.膵癌
b.脳梗塞
c.慢性腎不全
d.くも膜下出血
e.閉塞性動脈硬化症
正答の理由
糖尿病は動脈硬化性疾患や腎症と関連し、脳梗塞、慢性腎不全、閉塞性動脈硬化症のリスクを高める。膵癌は糖尿病を伴うこともある。くも膜下出血は糖尿病との関連がこれらより少ない。
各選択肢の検討
a.誤り。膵癌は糖尿病を合併することがあり、新規発症糖尿病が膵癌診断に先行する場合もあります。
b.誤り。糖尿病は動脈硬化性脳梗塞の危険因子です。
c.誤り。糖尿病性腎症は慢性腎臓病・腎不全の主要な原因の一つです。
d.正しい。くも膜下出血は糖尿病と関連する疾患としては、選択肢中で最も関連が少ないです。糖尿病は脳梗塞などの動脈硬化性疾患との関連が強いです。
e.誤り。糖尿病は末梢動脈疾患・閉塞性動脈硬化症の危険因子です。
覚えるポイント
糖尿病は動脈硬化性疾患や腎症と関連し、脳梗塞、慢性腎不全、閉塞性動脈硬化症のリスクを高める。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第108回医師国家試験問題および正答
- American Diabetes Association. Chronic Kidney Disease and Type 2 Diabetes
- Prospective associations of fasting insulin, body fat distribution, and diabetes with risk of ischemic stroke. The ARIC Study
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。