第108回医師国家試験 B18(2014年)
正答:e
問題
肝動脈化学塞栓療法の適用を決める際に最も注意すべき病歴はどれか。
a.緑内障
b.脂質異常症
c.ペースメーカ植込み術
d.慢性閉塞性肺疾患(COPD)
e.ヨード造影剤によるショック
正答の理由
肝動脈化学塞栓療法の適用を決める際に最も注意すべき病歴はどれか。
各選択肢の検討
a.誤り。緑内障はTACEで通常用いるヨード造影剤への重篤な即時反応歴ではありません。
b.誤り。脂質異常症のみは、造影剤投与に伴う急性過敏反応の主要な既往ではありません。
c.誤り。ペースメーカ植込み歴自体は、TACEで用いるヨード造影剤の重篤な過敏反応リスクを示しません。
d.誤り。COPDは全身状態の評価事項ですが、選択肢中で造影剤使用に直接関わる最重要の既往ではありません。
e.正しい。TACEは血管造影でヨード造影剤を用いるため、過去の造影剤ショックは再投与時の重篤な反応リスクとして最優先で確認します。
覚えるポイント
血管内ヨード造影剤での重篤な即時反応歴は、再投与の可否と対策を左右する。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。