第108回医師国家試験 A13(2014年)
正答:c
問題
正常月経周期を有する女性の骨盤部 MRI の T2 強調矢状断像(別冊 No. 3)を別に示す。
この患者にみられる症状はどれか。
a.頻尿
b.排便痛
c.過多月経
d.下腹部腫瘤感
e.不正性器出血

正答の理由
MRIでは子宮筋層内に境界明瞭な大きな腫瘤があり、子宮筋腫を示唆します。子宮筋腫では月経量の増加や過多月経が代表的な症状です。
画像の見方
子宮筋層内に境界明瞭な低信号腫瘤を認め、子宮筋腫を示唆します。
各選択肢の検討
a.誤り。大きな筋腫が膀胱を圧迫すれば頻尿は起こり得ますが、この問題の代表的症状としては過多月経が適切です。
b.誤り。排便痛は子宮内膜症などでみられ、子宮筋腫の典型症状ではありません。
c.正しい。子宮筋腫は月経量の増加や過多月経を来すことがあります。
d.誤り。子宮筋腫が大きければ下腹部腫瘤感を生じ得ますが、選択肢中の代表的な症状は過多月経です。
e.誤り。不正性器出血を生じることはありますが、典型的な症状としては過多月経がより適切です。
覚えるポイント
子宮筋腫では過多月経、貧血、圧迫症状を確認する。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。