第108回医師国家試験 A6(2014年)
正答:b
問題
外陰腟カンジダ症で誤っているのはどれか。
a.瘙痒を生じる。
b.帯下は泡沫状である。
c.抗菌薬服用後に多い。
d.原因菌は消化管に常在している。
e.腟分泌物の鏡検で菌糸が確認できる。
正答の理由
外陰腟カンジダ症では外陰部掻痒や白色で凝乳状の帯下がみられ、顕微鏡で酵母や菌糸を確認できます。泡沫状帯下は典型像ではなく、トリコモナス腟炎などを考えます。
各選択肢の検討
a.誤り。外陰部の掻痒は外陰腟カンジダ症の代表的症状です。
b.正しい。カンジダ症の帯下は通常白色で凝乳状であり、泡沫状は典型的ではありません。
c.誤り。抗菌薬は腟内細菌叢を変化させ、カンジダ症の誘因となり得ます。
d.誤り。Candidaは消化管にも定着し得る酵母で、そこを含む常在部位から腟へ移行することがあります。
e.誤り。腟分泌物の鏡検で酵母、菌糸または仮性菌糸が確認されれば診断を支持します。
覚えるポイント
カンジダ症は掻痒と凝乳状帯下、鏡検での酵母・菌糸が手掛かり。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。