第107回医師国家試験 G27(2013年)
正答:e
問題
単位重量あたりのカリウム含有量が最も多いのはどれか。
a.上白糖
b.食パン
c.チーズ
d.バター
e.バナナ
正答の理由
カリウムは果物・野菜・いも類・豆類に多く含まれます。日本食品標準成分表(八訂)増補2023年の可食部100 gあたりでは、バナナ(生)360 mg、食パン86 mg、プロセスチーズ60 mg、有塩バター28 mg、上白糖2 mgで、バナナが最も多くなります。腎不全などでカリウム制限が必要な患者の食事指導で問われます。
各選択肢の検討
a.誤り。上白糖は精製された糖でミネラルをほとんど含まず、カリウムは100 gあたり2 mgです。
b.誤り。食パンのカリウムは100 gあたり86 mgで、バナナの4分の1以下です。
c.誤り。プロセスチーズはカルシウム(630 mg/100 g)は多いものの、カリウムは60 mg/100 gにとどまります。
d.誤り。バターは大部分が乳脂肪で、カリウムは28 mg/100 gと少量です。
e.正しい。バナナ(生)は100 gあたり360 mgのカリウムを含み、選択肢中で最も多くなります。
覚えるポイント
カリウムは果物(バナナなど)・野菜・いも・豆に多い。カリウム制限食では生の果物を控える。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第107回医師国家試験問題および正答
- 食品成分データベース(文部科学省):果実類/バナナ/生
- 食品成分データベース(文部科学省):穀類/こむぎ/角形食パン/食パン
- 食品成分データベース(文部科学省):乳類/チーズ類/プロセスチーズ
- 食品成分データベース(文部科学省):油脂類/バター類/有塩バター
- 食品成分データベース(文部科学省):砂糖及び甘味類/車糖/上白糖
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。