生ワクチンが用いられる疾患|第107回医師国家試験E30

第107回医師国家試験 E30(2013年)

正答:a・b

問題

我が国において予防に生ワクチンが使われているのはどれか。2つ選べ。

a.結核

b.風疹

c.日本脳炎

d.細菌性髄膜炎

e.肺炎球菌性肺炎

正答の理由

生ワクチンは病原性を弱めた生きた病原体を用いるもので、我が国ではBCG(結核)、麻しん風しん混合(MR)ワクチン、おたふくかぜ、水痘などがあります。日本脳炎はホルマリンで不活化した細胞培養ワクチン、細菌性髄膜炎を防ぐHib・肺炎球菌ワクチンは結合型(不活化)ワクチンです。

各選択肢の検討

a.結核。正しい。BCGはウシ型結核菌を弱毒化した生ワクチンです。

b.風疹。正しい。麻しん風しん混合(MR)ワクチンなど弱毒生ワクチンを用います。

c.日本脳炎。誤り。Vero細胞で増やしたウイルスをホルマリンで不活化した不活化ワクチンです。

d.細菌性髄膜炎。誤り。主な起炎菌に対するHibワクチンや肺炎球菌結合型ワクチンは、莢膜多糖体を蛋白と結合させた不活化ワクチンです。

e.肺炎球菌性肺炎。誤り。肺炎球菌ワクチン(結合型・莢膜多糖体)はいずれも不活化ワクチンです。

覚えるポイント

日本の主な生ワクチン:BCG、MR(麻しん・風しん)、おたふくかぜ、水痘、ロタウイルス。日本脳炎・Hib・肺炎球菌は不活化。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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