母体年齢と21トリソミーの出生頻度|第107回医師国家試験E18

第107回医師国家試験 E18(2013年)

正答:b

問題

35歳の女性から21 trisomyの児が出生する確率に最も近いのはどれか。

a.1/10

b.1/300

c.1/1,000

d.1/3,000

e.1/10,000

正答の理由

21トリソミー児の出生頻度は母体年齢とともに上昇します。日本医学会の出生前検査認証制度等運営委員会が示す出産時母体年齢別の表では、35歳で1/338、30歳で1/959、40歳で1/84です。選択肢で1/338に最も近いのは1/300です。

各選択肢の検討

a.1/10。誤り。出産時45歳でも約1/30であり、1/10は35歳の頻度としては30倍以上高すぎます。

b.1/300。正しい。35歳の出産時頻度は1/338で、選択肢中最も近い値です。

c.1/1,000。誤り。これは20〜30歳前後(20歳1/1,441、30歳1/959)の水準で、35歳では約3倍高くなります。

d.1/3,000。誤り。どの母体年齢の表値よりも低く、35歳の頻度を約10分の1に過小評価しています。

e.1/10,000。誤り。21トリソミーではなく、20歳前後の18トリソミー(1/10,000)程度の頻度で、35歳の21トリソミーとはかけ離れています。

覚えるポイント

21トリソミーの出生頻度は35歳で約1/300(1/338)、40歳で約1/100(1/84)と母体年齢で急増する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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