Duchenne型筋ジストロフィーの合併症|第106回医師国家試験I35

第106回医師国家試験 I35(2012年)

正答:b・e

問題

Duchenne型筋ジストロフィーに合併するのはどれか。2つ選べ。

a.白内障

b.心筋症

c.糖尿病

d.性腺萎縮

e.脊柱変形

正答の理由

ジストロフィン欠損は骨格筋だけでなく心筋にも及び、拡張型心筋症を生じます。歩行機能低下後には側弯などの脊柱変形も問題になります。

各選択肢の検討

a.白内障。Duchenne型で頻度の高い代表的合併症ではなく、ステロイド治療歴など別の要因と混同しないようにします。

b.心筋症。正しい。心筋のジストロフィン欠損により心筋障害・拡張型心筋症を生じます。

c.糖尿病。Duchenne型筋ジストロフィーに特異的な主要合併症ではありません。

d.性腺萎縮。Duchenne型の代表的な直接合併症ではありません。

e.脊柱変形。正しい。筋力低下や歩行不能に伴い側弯などの脊柱変形が生じ得ます。

覚えるポイント

Duchenne型では心筋障害と、進行に伴う側弯・脊柱変形に注意する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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