青壮年期の細菌性髄膜炎の原因菌|第106回医師国家試験I29

第106回医師国家試験 I29(2012年)

正答:b・c または b・e(いずれかの組合せ)

問題

青壮年期における細菌性髄膜炎の主要な原因菌はどれか。2つ選べ。

a.大腸菌

b.肺炎球菌

c.髄膜炎菌

d.リステリア

e.インフルエンザ桿菌

正答の理由

肺炎球菌と髄膜炎菌が青壮年の主要菌です。第106回の一次採点通知は「設問文が不明確であり、正解が2通りあるため」としてBCまたはBEを正解として採点しているため、両組合せを正答として記載します。

各選択肢の検討

a.大腸菌。新生児や高齢者などでは原因菌となりますが、青壮年期の主要菌としては肺炎球菌・髄膜炎菌より頻度が低いです。

b.肺炎球菌。許容正答の一つ。肺炎球菌は成人を含む青壮年期の細菌性髄膜炎の主要な原因菌です。

c.髄膜炎菌。許容正答の一つ。髄膜炎菌は青壮年期、特に集団生活者で重要な原因菌です。

d.リステリア。主に高齢者、妊婦、新生児、免疫不全者で重視され、青壮年一般の主要菌ではありません。

e.インフルエンザ桿菌。許容正答の別の組合せの一つ。インフルエンザ菌も細菌性髄膜炎の原因菌ですが、設問文が不明確として公式採点で肺炎球菌+インフルエンザ桿菌も許容されました。

覚えるポイント

正答はBCまたはBEのいずれかの組合せです。公式一次通知は設問文の不明確さを理由に二組を許容しており、医学的に髄膜炎菌が青壮年の重要菌であることと採点上の扱いを分けて理解します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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