第106回医師国家試験 I26(2012年)
正答:a・b
問題
我が国のたばこ対策に関する説明で正しいのはどれか。2つ選べ。
a.禁煙補助薬は処方箋がなくても購入できる。
b.ニコチン依存症の治療は保険診療の対象である。
c.未成年者の喫煙を禁止している法律は学校保健安全法である。
d.受動喫煙の防止に関する規定は、地域保健法に盛り込まれている。
e.我が国は「たばこ規制に関する世界保健機関枠組条約」を批准していない。
正答の理由
ニコチンガム・パッチのOTC製品があり、ニコチン依存症の禁煙治療は2006年から保険適用です。他の選択肢は法律名・条約批准の事実が異なります。
各選択肢の検討
a.禁煙補助薬は処方箋がなくても購入できる。正しい。ニコチンガムやニコチンパッチには一般用医薬品(OTC)として薬局で購入できる製品があります。
b.ニコチン依存症の治療は保険診療の対象である。正しい。ニコチン依存症管理料による禁煙治療は2006年4月から保険適用となりました。
c.未成年者の喫煙を禁止している法律は学校保健安全法である。出題当時は未成年者喫煙禁止法による規制であり、学校保健安全法ではありません。
d.受動喫煙の防止に関する規定は、地域保健法に盛り込まれている。受動喫煙防止の規定を含むのは健康増進法であり、地域保健法ではありません。
e.我が国は「たばこ規制に関する世界保健機関枠組条約」を批准していない。日本はWHOたばこ規制枠組条約を批准しています。
覚えるポイント
我が国ではOTC禁煙補助薬が販売され、禁煙外来の保険診療も制度化されています。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。