第106回医師国家試験 I24(2012年)
正答:c
問題
耳鏡所見(別冊No. 5 ①〜⑤)を別に示す。急性中耳炎の所見と考えられるのはどれか。
a.①
b.②
c.③
d.④
e.⑤





正答の理由
選択肢③は発赤・混濁した膨隆鼓膜を示し、急性中耳炎の所見に合います。
画像の見方
別冊No.5の1〜5の耳鏡像を個別に目視。③は鼓膜の発赤・混濁・膨隆を示す。
各選択肢の検討
a.①。鼓膜は青灰色調で、③のような強い発赤と膨隆を示していません。
b.②。鼓膜に大きな穿孔があり、③のような急性炎症性の膨隆鼓膜とは異なります。
c.③。正しい。鼓膜の強い発赤・混濁と膨隆を認め、急性中耳炎に合います。
d.④。鼓膜の透見性が比較的保たれ、③のような強い発赤と膨隆は認めません。
e.⑤。鼓膜越しの黄褐色の貯留液や気泡が目立ち、③のような強い発赤と膨隆は認めません。
覚えるポイント
急性中耳炎では中耳貯留に加え、鼓膜の膨隆・発赤が診断の手掛かりです。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。