染色体異常と先天異常|第106回医師国家試験I2

第106回医師国家試験 I2(2012年)

正答:a

問題

症候と原疾患の組合せで誤っているのはどれか。

a.十二指腸閉鎖症 Turner症候群

b.心奇形 18 trisomy

c.全前脳胞症 13 trisomy

d.腟欠損 Mayer-Rokitansky-Küster症候群

e.低身長 Down症候群

正答の理由

十二指腸閉鎖症はDown症候群との関連が強く、Turner症候群との組合せは誤りです。心奇形と18 trisomy、全前脳胞症と13 trisomy、腟形成異常とMayer-Rokitansky-Küster症候群、低身長とDown症候群はいずれも代表的な関連です。

各選択肢の検討

a.十二指腸閉鎖症 Turner症候群。誤り。十二指腸閉鎖症はTurner症候群より21 trisomy(Down症候群)との関連が知られます。

b.心奇形 18 trisomy。正しい。18 trisomy(Edwards症候群)では心奇形などの先天異常を高頻度に合併します。

c.全前脳胞症 13 trisomy。正しい。全前脳胞症は13 trisomy(Patau症候群)でみられる代表的脳形成異常です。

d.腟欠損 Mayer-Rokitansky-Küster症候群。正しい。Mayer-Rokitansky-Küster症候群では子宮・腟の形成異常(腟欠損を含む)がみられます。

e.低身長 Down症候群。正しい。Down症候群では成長障害があり、低身長を呈しやすいです。

覚えるポイント

十二指腸閉鎖症は21 trisomyとの合併をまず押さえる。13 trisomyでは全前脳胞症、18 trisomyでは心奇形などを伴う。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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