第106回医師国家試験 H17(2012年)
正答:a
問題
唾液に含まれるのはどれか。
a.α-アミラーゼ
b.ジペプチダーゼ
c.トリプシン
d.ペプシン
e.マルターゼ
正答の理由
唾液にはデンプンを分解するα-アミラーゼが含まれる。ジペプチダーゼとマルターゼは小腸刷子縁、ペプシンは胃内で働く。トリプシンは膵臓からトリプシノーゲンとして分泌され、小腸内で活性化される。
各選択肢の検討
a.α-アミラーゼ。α-アミラーゼは唾液に含まれ、デンプン消化を開始するため正しい。
b.ジペプチダーゼ。ジペプチダーゼは主に小腸粘膜の刷子縁に存在し、唾液の代表的酵素ではない。
c.トリプシン。膵臓から不活性なトリプシノーゲンとして分泌され、小腸内で活性化される。唾液の消化酵素ではない。
d.ペプシン。ペプシンは胃内で蛋白質を分解する酵素である。
e.マルターゼ。マルターゼは主に小腸刷子縁で働き、唾液には含まれない。
覚えるポイント
唾液の代表的消化酵素はα-アミラーゼ。蛋白分解酵素や刷子縁酵素と区別する。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第106回医師国家試験問題および正答
- 23.7 Chemical Digestion and Absorption: A Closer Look – Anatomy and Physiology 2e | OpenStax
- 厚生労働省:第106回医師国家試験 H問題
- 厚生労働省:第106回医師国家試験 正答表
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。