直腸診の体位|第106回医師国家試験H6

第106回医師国家試験 H6(2012年)

正答:d

問題

直腸・肛門診察を行う際の体位で最も適切なのはどれか。

a.膝胸位

b.腹臥位

c.仰臥位

d.Sims 位

e.jack-knife 位

正答の理由

外来での直腸指診では、患者の負担を抑えつつ肛門を観察・診察できる左側臥位のSims位が一般的である。

各選択肢の検討

a.膝胸位。膝胸位は一部の肛門・直腸診察や処置で用いるが、一般的な診察の第一選択ではない。

b.腹臥位。単純な腹臥位より、膝・股関節を曲げた左側臥位のほうが通常のベッド上で肛門を露出しやすい。

c.仰臥位。仰臥位は直腸診に用いる場合もあるが、肛門診察を含む一般的な体位として最適ではない。

d.Sims 位。左側臥位で膝を軽く曲げるSims位は肛門・直腸の診察に適し、正しい。

e.jack-knife 位。肛門の手術・処置だけでなく専用診察台での診察にも用いられるが、通常のベッド上で行う一般的な直腸・肛門診察ではSims位が適する。

覚えるポイント

直腸診では左側臥位Sims位を基本に、患者の羞恥心と安全に配慮して説明しながら行う。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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