2008年人口動態統計|第106回医師国家試験E32

第106回医師国家試験 E32(2012年)

正答:b

問題

2008年の人口動態統計で、出生と死亡について正しいのはどれか。

a.純再生産率は0.1を下回る。

b.合計特殊出生率は1.5を下回る。

c.出生率(人口千対)は15を上回る。

d.粗死亡率(人口千対)は15を上回る。

e.自然増減率(人口千対)はプラス値である。

正答の理由

厚生労働省の平成20年(2008年)人口動態統計(確定数)では、出生数109万1,156人、出生率(人口千対)8.7、合計特殊出生率1.37、死亡数114万2,407人、死亡率(人口千対)9.1、自然増減数△5万1,251人、自然増減率△0.4でした。合計特殊出生率は1.5を下回っています。国立社会保障・人口問題研究所の集計では、2008年の純再生産率は0.66でした。

各選択肢の検討

a.純再生産率は0.1を下回る。誤り。純再生産率は1人の女性が生涯に産む女児のうち母親の年齢まで生き残る数の平均で、2008年は0.66でした(合計特殊出生率1.37)。0.1よりはるかに大きく、人口置換水準の1を下回っている点が重要です。

b.合計特殊出生率は1.5を下回る。正しい。2008年は1.37で、前年の1.34から3年連続で上昇しましたが1.5未満です。

c.出生率(人口千対)は15を上回る。誤り。8.7でした。

d.粗死亡率(人口千対)は15を上回る。誤り。9.1でした(前年8.8から上昇)。

e.自然増減率(人口千対)はプラス値である。誤り。死亡数が出生数を上回り△0.4で、2年連続のマイナスでした。

覚えるポイント

2008年:合計特殊出生率1.37、出生率8.7、死亡率9.1、自然増減率△0.4(2年連続の自然減)。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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