第106回医師国家試験 B39(2012年)
正答:c・d
問題
我が国の将来推計人口で、2025年に現時点よりも増加していることが予想されるのはどれか。2つ選べ。
a.総人口
b.年少人口
c.老年人口
d.従属人口指数
e.生産年齢人口
正答の理由
国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」の出生中位・死亡中位推計では、2010年(実績)と2025年を比べると、総人口1億2,806万人→1億2,066万人、年少人口1,684万人→1,324万人、生産年齢人口8,173万人→7,085万人と減少し、老年人口は2,948万人→3,657万人に増加します。従属人口指数(年少人口+老年人口)/生産年齢人口×100も56.7から70.3へ上昇します。
各選択肢の検討
a.総人口:誤り。2010年の1億2,806万人から2025年には約1億2,066万人へ減少すると推計されています。
b.年少人口:誤り。0〜14歳人口は1,684万人から1,324万人へ減少し、割合も13.1%から11.0%へ低下します。
c.老年人口:正しい(正答)。65歳以上人口は2,948万人から3,657万人へ増加します(増加は2042年のピークまで続く推計)。
d.従属人口指数:正しい(正答)。老年人口の増加と生産年齢人口の減少により、56.7から70.3へ上昇します。
e.生産年齢人口:誤り。15〜64歳人口は8,173万人から7,085万人へ減少します。
覚えるポイント
将来推計:総人口・年少人口・生産年齢人口は減少、老年人口・老年人口割合・従属人口指数は上昇。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。