切迫性尿失禁を来す神経疾患|第105回医師国家試験I34

第105回医師国家試験 I34(2011年)

正答:a・b

問題

切迫性尿失禁を起こすのはどれか。2つ選べ。

a.脳血管障害

b.Parkinson病

c.馬尾神経障害

d.糖尿病性神経障害

e.腰椎椎間板ヘルニア

正答の理由

脳血管障害やParkinson病では排尿筋過活動による蓄尿障害が生じ、尿意切迫や切迫性尿失禁を来しうる。馬尾神経障害・糖尿病性自律神経障害などでは膀胱知覚低下や排尿筋低活動による尿閉・残尿が典型的である。

各選択肢の検討

a.脳血管障害正しい。脳卒中後の排尿筋過活動・蓄尿障害により切迫性尿失禁を来しうる。

b.Parkinson病正しい。膀胱排尿筋過活動により尿意切迫・切迫性尿失禁が生じうる。

c.馬尾神経障害排尿筋低活動・尿閉や溢流性失禁など排出障害が中心で、切迫性失禁の代表ではない。

d.糖尿病性神経障害膀胱知覚低下・排尿筋低活動と残尿、尿閉が典型的である。

e.腰椎椎間板ヘルニア馬尾圧迫では尿閉等の排出障害が問題となり、切迫性尿失禁の代表ではない。

覚えるポイント

神経因性膀胱の蓄尿症状と排出症状

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第105回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました